HOME > おしらせ > ハチミツの話
news
 2016/6/2
ハチミツの話

 一匹の蜜蜂が一生をかけて集めることのできるハチミツの量は、僅かティースプーン1杯分。蜜蜂の集めるハチミツがそんな僅かな量だとご存知でしたか?

 現在日本で流通しているハチミツの93%が輸入品で、そのうち80%が中国産と言われています。国産ハチミツ、ましては、地元産ハチミツはとても貴重な品物です。
 ハチミツは時間が経つと白く固まりますが、これを見て「純粋のハチミツではないのではないか」と質問されることがあります。
 しかし、これは結晶化といい、逆に純粋である証拠です。結晶化の速度や形状は、花の種類によって違い、例えばアカシアのハチミツは結晶しにくい特長があります。また、白く固まっても品質への影響はなく、低温でゆっくり湯煎にかければ溶かすことができます。

 6月は、直売所にアカシアの新蜜が出荷されます。花の種類によってハチミツの味も大きく異なります。一番人気の「アカシア」はもちろんですが、その後に咲く独特の風味の「栗」や「黒花槐」もお勧めです。自分好みの味を探してみるのも楽しいのではないでしょうか。

 
記事一覧へ戻る