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 2016/1/30
【ゆきあかり通信】日本酒の種類

道の駅南魚沼のブログの第一回です。

道の駅雪あかりを通じ南魚沼の自然、文化、食など、広く紹介していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

第一回のテーマは、日本酒です。

南魚沼の名産品としてお米と並んで有名なのがお酒です。
市内には、日本酒の酒蔵が3社とワイナリーが1社あります。道の駅の直売所でもこれら南魚沼の地酒を取り扱っているのですが、そこでお客様からよく質問されるのが日本酒の「本醸造」「純米酒」「吟醸酒」の違いです。

今回は、この違いについて簡単に説明したいと思います。
「本醸造」「純米酒」「吟醸酒」といった名前の付いたお酒を特定名称酒といいますが、これらの違いは、精米歩合の違いと醸造アルコール入りかどうか、そして吟醸造りという製法をとっているかの3点で決まってきます。
精米歩合とは、お米を削る割合のことです。お米の芯にある心白という部分を削ることでお酒は、よけいな雑味がなくなっていきます。お米を削るほど雑味のないすっきりしたお酒になっていくことになります。

次に、純米づくり(米、麹、水のみで造る)か、醸造アルコールが添加されているかの違いです。
添加の目的は、醸造アルコールを入れると、お酒の香りを引き出すことができ、味は淡麗ですっきりとしたものになります。
一方で純米酒は、どっしりとしたコクのある味になります。
純米づくりか醸造アルコール入りかの選択は、それぞれの好みの問題ということになります。
3つ目の吟醸造りは、低温でゆっくり時間をかけて発酵させ、「吟醸香」とよばれる特有の芳香を生じるよう醸造する製法です。

以上のことから「本醸造」「純米酒」「吟醸酒」というお酒の種類が決まっていきます。
下に特定名称酒の区分を表にしてみましたので参考にしてください。
特定名称酒は、値段に関わらず自分の好みが重要です。色々試して自分の好みを探してみてください。

日本酒表

 
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